社員インタビュー

誠心誠意
思いやりのある設計を目指す

R.T

電気ハード設計担当

入社のきっかけ

安定感のある企業で、じっくりと開発を

学生時代は研究室で半導体について研究し成膜についても学びました。研究室では半導体の装置も扱っていて、実際に装置を動かして真空にして電源を入れて…そうやっているうちに装置そのものに興味を持つようになりました。当社が成膜装置を製造していると知り入社を決めました。キヤノングループであるということも大きな魅力でした。とても安心感があり、しかも本体ではなくグループ会社ということで、じっくりと腰を据えて開発ができる環境だろうと感じ、自分にとっては理想的でした。

実は4月くらいから始めた就活でしたが、いっとき活動をしていない時期があり、8月になって慌てて再開しました。学生課の求人票を確認したところ当社があり、この時期に、しかも希望していた半導体業界の会社が残っていたこと自体が奇跡です。偶然なのか必然なのか…といった感じです(笑)。

業務について

電気ハード設計は、粘り強い調査で確実に

私は装置の電気ハード設計を担当しています。電気ハード設計という言葉はあまり耳にすることが無いかもしれませんが、各種装置やコンポーネントの機能を実現するための電気回路設計を行い、通信ケーブルや電源ケーブルなどの接続・制御を検討するのが主な業務です。

電気機器には膨大な種類があり、それらを一つ一つ組み合わせる際には必ず仕様を確認します。それぞれのメーカーのWebサイトで見つからない場合には、当社に蓄積されている資料からデータを探します。そこが正しいと確認できなければ安全の確保ができませんし、いざ組み立てる際に不都合が起きるからです。「まあ大丈夫だろう」で不確実なまま設計してしまうことが、再調査・再設計といった想定外の作業を発生させてしまいます。後戻り作業を無くすためにも、最初から粘り強く調べることは、とても重要な作業です。

大切にしていること

何はともあれ『安全第一』

電気ハード設計を行う際に一番重要なのは『安全』です。感電してはいけませんし、発火してもいけません。人命にも関わり、その装置だけでなく他の装置、お客様のあらゆる設備に被害が及びます。あってはいけないことですので、全力で注意を払っています。もちろん自分が作業をする際にもおおもとの電源は絶対に遮断し、安全確保で対応しています。

上司や仕事仲間との関係性もとても大切にしています。調べても分からないこと、どうしても理解できないことなどを教えてもらえる、一番頼りになる身近な存在だからです。最初は「礼儀正しく丁寧に」を心掛けて、良い関係が持続できるようにしています。

仕事のやりがい

他者を思った設計は、必ず自分に返ってくる

安全に気をつける、規格どおりに作るということが第一ですが、それらを踏まえたうえでコストパフォーマンスとメンテナンス性を実現することの重要性を、最近はよく考えるようになりました。あまり費用が掛からない素材を使用したり、装置を組み立てる作業者の効率やメンテナンスのしやすさを考えることで、独りよがりの設計にならない、他者を思って設計するというところに、非常にやりがいを感じています。自ら進んでそのように設計すること、また関係部門からの要求に常にフィードバックできる設計者でありたいと思います。しっかりと対応することで後戻りもありません。人を思ってやったことは必ず自分に返ってきます。常にそう考え、誠心誠意の業務を行っています。

1日のスケジュール

  1. 起床・準備・出社

    シャワー・朝食等の準備を整えた後、寮から30分ほどかけて出社します

  2. 業務開始

    主にCADにて電気ハード設計や資料作成を行います

  3. 打合せ

    設計のインプット確認や、デザインレビューをします

  4. 昼休み

    社員食堂にて昼食後、自席にて休憩します

  5. 業務再開

    引き続きCADにて電気ハード設計や資料作成を行います

  6. 業務終了

    メリハリをつけたいときは定時、集中して業務をこなしたい場合は残業します

  7. 帰宅

    帰宅途中のスーパーマーケットに寄って夕食を買ってから帰宅します

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