社員インタビュー

品質・納期ともお客様にご満足いただけること
それがやりがいであり、モチベーションアップに

Y.F

ソフトウェア開発担当

入社のきっかけ

真空装置を使いたい、そんな思いで当社へ入社

研究室の先生の紹介で当社のことを初めて知りました。研究室では真空装置を使う研究を行っていて、その頃から真空装置そのものに興味を抱き、その使い方や原理を学ぶうちに「もっとやってみたい」「真空装置に関わる仕事に就きたい」という思いが膨らみました。

真空装置を使う仕事というのは結構コアな領域だと思うのですが、先生からはいくつかの企業を紹介され、何社かの会社説明会にも参加しました。共通して感じたのは、真空を取り扱うからなのか、どこの会社もとてもきれいだということです。それがとても良い印象でした。実際に真空装置も見学しましたが、研究室で使っていたものよりもはるかに大きく、スケールの違いにとても驚きました。候補としていた企業の中で、福利厚生などの細かな条件を比較検討して当社への入社を決めました。

業務について

現地サービスとの会話を正確にとらえ、スピーディーな問題解決を

入社してから現在まで、お客様の真空装置をパソコンで動かすためのPCアプリケーションのソフト開発を担当しています。新規での開発はもちろん、既存ソフトの改訂や仕様変更、初期設定、ご要望に応じて設定変更等を行っています。

この業務で大変なのは、現地(お客様納品先)で試験を行うと自社内での検証と異なる動きをすることがあり、その原因を突き止めることです。私たちソフト開発の人間は現地に行くことはほとんどなく、サービスの方とのやり取りで対応しなければなりません。お客様はほとんどが海外の企業ですので、現地にいるサービス担当とのコミュニケーションには時差があるため、会話のラリーがスムーズにいかなくて…回答を送ったら次の日に返ってくる、こちらもまた次の日に…といったテンポです。問題解決をスピーディーに行うためにも、最初の情報を正確にとらえて的確な指示を出す、それがとても重要であると考えています。

大切にしていること

自分の知識を真っ新(まっさら)にして、相手の立場で考える

現地のサービス担当からのヒアリングにとても注意を払っています。会話には時差があるだけでなく、お互いの知識の違いが問題解決の質やスピードに大きく影響するからです。まずはサービス担当のお客様への聞き取りが初動になりますので、ここが最重要ポイントです。自分の知識を真っ新(まっさら)な状態にして、お客様の立場、サービス担当の立場になって、どのように聞けば的を射た答えが返ってくるのか、言わんとしていることを引き出せるのかを考え、何を聞いてほしいか、どういう聞き方をしてほしいかを共有します。その回答内容で、あたかも自分が現場にいるかのように、今何を見ているのか、どういう現象が起きているのかを自分の中に落とし込み考えることを意識しながら対応しています。

ソフト開発も5年目を迎え、社内では中堅という立場に差しかかっています。最近ではあまり人に頼ることなく自分で考えをまとめることができるようになりました。設計に必要な知識と情報が増え、自身の成長を感じる今日この頃です。

仕事のやりがい

想定どおりに動き期日内に納めることが、何よりの達成感

2024年にグッドデザイン賞を受賞した半導体・電子部品製造装置Adastra(アダストラ)という真空装置のソフト設計に自分も携わることができました。これまでの製品の画面とは見た目も全く異なり設計も大きく変わりました。新しい知識を得ることができた貴重な経験となり、とても良い機会をいただいたと感謝しています。これからも新しい装置の開発に参画することができればうれしいですね。

業務でやりがいを感じるのは、自分が設計したソフトが想定したとおりに動いた時です。またスケジュールについても、滞りなく納められたときはほっと胸をなでおろす瞬間です。品質・納期ともに、お客様にご満足いただくことが、何よりのモチベーションとなり達成感で満たされます。

1日のスケジュール

  1. 業務開始

    メールの確認・やることを整理します

  2. 課内での打ち合わせ・勉強会

    打ち合わせでは業務内容や設計内容のレビューを行い、他の人からの意見をもらうことで自分の設計内容をより良いものにします。勉強会では知りたいこと・分からないことを挙げて先輩社員から教わることで知識の共有を行っています

  3. ソフトウェア設計

    顧客から要望を受けてソフトウェアの設計を行います。
    顧客や現地対応している作業員の方からの問い合わせ対応することもあります

  4. お昼休憩

    昼食をとった後は午後に備えて15分ほど仮眠をとっています

  5. グループ内で進捗報告

    自分の業務の進捗をグループ内で報告してスケジュールの調整を行います

  6. ソフトウェア設計

    引き続きソフトウェアの設計を行います。
    業務改善のために課内の資料を見直すこともあります

  7. 他部署との打ち合わせ

    製造装置の仕様を決めるために他部署の方と打ち合わせをします

  8. ソフトウェア設計

    引き続きソフトウェアの設計を行います

  9. 業務終了

    一日の進捗を記録して退勤します

エントリーはこちらから

マイナビ2027